トップリサーチャーサークル

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概要

情報通信分野に限らず、国際的なトップ研究コミュニティサークルにおける最大の課題はサステーナビリティになります。本プロジェクトでは、次世代サイバーインフラの研究においてトップランナーであるフィンランドのOulu大学との連携を「核」として、双方が持つそれぞれのネットワークを繋ぎ、水平方向としてグローバルに拡大する(横糸)と同時に、各組織における次の世代の若手研究者、さらにはその先の世代の若手を含めて、垂直に拡大する(縦糸)ことで、縦横無尽にトップランナーの階層構造を組成することを目指します。

また、それぞれの大学ではトップクラスの地場産業の研究所との産学連携があり、それらを同志国間の国際産学連携で繋ぎ合わせていき、世代間で受け継いでいく仕組みを作ることも志向します。

取り組み

トップリサーチャーサークル形成の戦略

これまでに個別連携をしてきた大学や企業、Oulu大学との共通の知人と統一的に連携する仕組みが未だないため、これらを統合的に扱う「情報通信の民主化を手がけるトップリサーチャーサークル」を形成します。まず、水平拡大のためOulu大学・東京大学と新たな連携先を三角形で繋いでいく「三角連携(Triangular Collaboration)」の戦略を取り、その上で世代間を跨いで拡充することで、最終的にはサステーナブルな研究コミュニティが形成されることが期待されます。

両大学の連携協定に基づく若手研究者の教育戦略

東京大学ではGlobal Fellowの活用により講義を推進することが奨励されており、有無線通信の基礎学理と社会実装に関する大学教育を本プロジェクトに紐づけて展開します。既に東京大学が開講するメタバース工学部では、Global Fellowに就任されているMatti Latva-aho教授の講義を2年連続で実施しております。

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